2006年12月8日

大型テレビ

昨日用事があって、帰り際にBest Buy(大型家電店)に寄ってきました。

月に一度くらいはこの店に行く機会があるのですが、この時期はクリスマス商戦ということもあって、いつもより力が入ってます。

注力商品はなんといっても大型ディスプレーです。

夏ごろに見たときは、日本メーカーの製品は半数くらいで思ったよりも勢いを感じなかったのですが、今日見たところは7割くらいは日本のメーカーでした。 中でも目を引いたのがPioneerのプラズマディスプレー。なんと65インチ!確か去年(一昨年だったかな?)の展示会で世界最大のプラズマディスプレーとして70インチが発表されていたように思うのですが、いよいよ家庭向けの製品でも70インチの世界に突入ですね。さすがに価格は店頭商品の中ではダントツに高くて6,500ドルでした。それでも一昔前のハイビジョンテレビよりもずっと安いです。

《注》すみません、訂正です。いま書き足したときに調べたら65インチじゃなくて60インチみたいですね<パイオニア。見間違えたのかなぁ?パナソニックは65インチも出しているみたいです。

液晶がメインの日本市場と違って、こちらアメリカの主力は50インチ前後のプラズマディスプレーもしくは70~80インチのリアプロのようです。もちろん液晶もありましたけど、アメリカ人は安くてより大きい画面を好むからなんでしょうね。 価格はどちらも似たようなもので、ボリュームゾーンで$2,000~3,000ってところでしょうか?日本は同じ画面サイズだと50万円以上はしますから、如何にアメリカが安いかというのがわかります。

《注》↑と書いてからお値段を調べなおしてみたんですが、日本も結構安くなってるんですね^^;
 - ベストバイのプラズマディスプレーの料金表(ウェブ)
 - 特価comの料金表
実はあんまり変わらないのかな?

画質の方はというと、、、日進月歩でよくなってますね。中でも目を引くのがSAMSUNGの製品で、日本製品と比べても遜色ないです。それどころかよく見えます。 でもこれってどちらかというと日本製品の画質が悪く見えているだけで、本来の映りじゃないのが原因なのではないかと思ってます。 私の勝手な邪推ですが、おそらくSAMSUNGの営業がBest Buyに根回しして、自社製品が相対的にキレイに見えるようにディスプレーさせているんじゃないんでしょうか? 日本のメーカーはこうした末端の店頭でどのように飾られているのかを細かくチェックしないと、アメリカ人が日本製品の方が性能が劣っていると思いかねません。中には明らかにチューニングが狂ったままの製品もあって、ひねくれものの私には何か意図的なものを感じてしまいます。

テレビ以外の商品も日本勢が圧倒的で、デジカメもノートパソコンも高機能品はほとんどが日本製でした。特にデジカメは日本メーカーの独壇場ですね。けど値段を見るとあまりにも安いので、なんか複雑な気持ちになります。同じ機種でも日本で売っている方が高いんじゃないでしょうかねぇ?

と、まあ勝手なことをいいましたけど、白物家電が中国に移った今、こうしたハイテク家電は日本がリードしているのは間違いないわけで、是非ともこれからも頑張り続けて欲しい分野だと思います。

(続き)

今日はウォルマートの家電コーナーを覗いてきたのですが、こちらは店頭商品の半数以上がいまだにブラウン管テレビでした。ブラウン管だと30インチ前後の日本メーカー製でも$200程度から買えますからビックリです。VTR付きでも小型(20型以下)だと$100切ってます。もちろん聞いたことのないメーカーが多いですけど。ウォルマートに置いてある薄型テレビはサイズも小さめのためか、液晶がメインでした。中には32型で$1000切ってるのもありますから、本当に安くなったものです。メーカーは聞いたことのないメーカーでしたけど。多分、中国製なんじゃないかな?

今後も大型テレビはますます画面は大きくなり、高画質&低価格になっていくんでしょうね。キャノン・東芝のSED、ソニーのFED(そういえば最近投資会社と共同で新会社を立ち上げましたね)と新技術も目白押しです。

そうそう先日マイアミにいったときに見たんですけど、海辺の高級コンドミニアムの角部屋の壁一面にフットボールゲームが映し出されていました(サンクスギビングだったので)。こういうお宅がアメリカにはごまんとあるんでしょうね。ん~、うちにも大画面テレビが欲しくなってしまった(笑)

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