3月17日は聖人パトリックの祝日でしたが、ジョージア州サバンナにパレードを見物しに行ってきました。
先日も書きましたが、アメリカで最初にパレードが行われたのはボストンだそうですが、現在はニューヨークのパレードが最も盛大みたいです。見学者は200万人ほどらしいので、規模的には日本の地方で行われる夏祭りと同程度ですね。そして2番目が、ここサバンナで行われるパレードです。こちらの人出は40~60万人と少ないですけど、都市の人口比で見ると、こちらの方が凄いかもしれません。
サバンナで行われるパレードは今年で183回目とのこと。途中、世界大戦などで中断したこともあるようですが、アメリカの中では比較的歴史ある行事なのではないでしょうか?ちなみにこのセント・パトリックス・デーのお祝いが、今年から沖縄でも行われたみたいです。また東京タワーも緑色にライトアップされたりと、なんとなくですが昨今のアイルランドの勢いを感じます。
パレードは「仙台の動く七夕」に近い感じ。といってもわかりませんね^^;ディズニーのパレードをぐっと地味にした感じといえばわかるでしょうか?基本的には各グループが行進するのを(もしくはクルマに牽かれた山車に乗っているのを)沿道から眺めるだけです。
見どころは。。。といえば、やはりアイルランド伝統のバグパイプをバンド演奏しながらが行進するところでしょうか。伝統的衣装であるキルトも色々とあって、私にとってじっくりと見るのはこれが初めてでした。
パレードもさることながら、沿道の観客たちもみなさん個性的な格好をした人が多くて、ただ見て回るだけでも新鮮な感じがしました。
ご存知のように、お祭りの参加者はみんなグリーンの服やアクセサリーを身につけてお祝いします。私もお約束で緑のTシャツを着ていったのですが(緑の服はTシャツしかなかった)、風が冷たくてとても半袖で過ごせる状態じゃなく、上着を着たらただの人に(笑)周囲にはノースリーブやミニスカートなどで着飾った女性たちもいたので、「さすがアメリカ人、寒さに強いなぁ」と感心していたのですが、よく見るとみんな鳥肌立ってました。やっぱりやせ我慢してるんですね^^;
しかし、こういう一つのカラーをテーマにしたお祭りというのは、一体感を味わえますね。ちなみに緑の服を持っていない人でも、ギフトショップではセント・パトリックス・グッズを売ってますので、当日Tシャツなりアクセサリーなりを購入すれば、すぐに仲間に入れますのでご安心を。
ともかくこの日はサバンナの街が、緑の人々によって埋め尽くされていて、アイリッシュパワーを肌で感じて来ました。
こんな感じで、緑のブレザーに緑のネクタイ。そして、ガラはシャムロック(クローバー)というのが、典型的な服装です。
こちらはなぜか青のユニフォームを着た園児?たち。沿道にはお孫さんを見守るおじいさん、おばあさんがたくさんいらっしゃいました。この辺の事情は万国共通みたいです(笑)
こんな感じで絵本から出てきたような格好をして、おじさま達が行進するんです。
こちらがキルトを着た集団。タータンチェックが決まってます。ちなみに足元はよく見るとブーツではなくて、レッグウォーマーでした。
ホテルのバルコニーにもフーリガンのような格好をした人たちがたくさんいました。
お約束の緑色の噴水。街中の噴水がこんな色になってました。
こちらは今回の仮装大賞。。。ではなかった^^ゞ、 グリーニッシュスタイルで人目をひいていた老夫婦(?)。カメラを向けたらご覧のようにポーズしてくれました。それにしてもどこで手に入れたんでしょ?そのお髭。 沿道の一番前で見ていた小学生ぐらいの兄弟。ウィグが似合って可愛いらしかったです。
こちらも目立ち度満点の帽子を被ったブラザーズ。イカしてるとは言い難いけど。。。。
こちらはフル装備の女性。そういや、緑のビール飲んでいる人は少なかったなぁ。
リバーストリートは緑の人たちで埋め尽くされていました。ここでは道でアルコールが飲めるみたい。
当日は大食い競争があり、テレビ局も来ていました。案内では小林尊氏が参加することになっていたのですが、会場に本人らしき人は見当たらず。帰ってから調べたら、急遽キャンセルしてたみたいです。 アメリカといえばやはり彼女のようなアシスタントですね。フーターズに行くとこういった感じの人が多いのでしょうか?
《番外編》 サバンナに向かう途中追い抜かれた”黒い三連星"ならぬ、"緑の三連星"。ものすごいスピードで消えていきました。
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