2007年5月31日

さすが中国!強い。。。

先日こちらでも記事にしましたが、パナマで100名以上が死亡した毒入りシロップやその他の食品薬品安全に関して中国政府のコメントが発表になりました。

・日経の記事(5/31 23:04)『せき止め薬死亡事故、パナマに責任・中国政府』

日経のこんな見出しを見たら日本人は「えっ!!」と思うのではないでしょうか。まあ、確かにそう取れる発言だったのでしょうけど、ちょっとこれはバイアスかかりすぎのような気がします。

・ワシントンポストの記事(5/31 9:52)『China Contests Complaints on Exported Food』

対しましてこちらはワシントンポスト。いたって客観的に事実を記事にしています。

ワシントンポストの記事を読んだ率直な感想は、タイトル通り「さすが中国!つ、強い。。。」

そりゃ確かに彼らの言うとおりかもしれませんよ。でもねぇ。。。?「飛行機だって安全な乗り物だけど落ちることがあるように、完璧な食品検査なんてない」とか「アメリカだって輸入豚肉にサルモネラ菌が見つかったことがある」とかいわれてもねぇ。中国政府としては、収賄で不正に許認可をした役人を死刑にしたようですし、それなりに筋の通った対応をしているので、欧米諸国も今回は様子見で終わるのかもしれません。

まあ、中国政府の見解は次の一文に集約されているのではないでしょうか。

"Whenever there is evidence of a problem, we will follow up on it and carry out our responsibilities."

要は政府が認可していないものは保証の限りではないよ、ということなのでしょう。今回問題になっているもののほとんどは民間レベルの問題ですし。

一転、突き放されたパナマ政府は今後どのように対応するのでしょうか?そしてスペインの貿易会社は?

いずれにせよ弱者である被害者の救済が実現されるまでは遠い道のりが待っているのでしょう。

中国と取引している企業の方たちの苦労が偲ばれるニュースでした。

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2007年5月29日

Pirates of the Caribbean: At World's End 

"Spider-Man3"だけ記事にするのもなんなので、まだ見てませんけど話題のムービーについて。

アメリカは先週末はメモリアルデーで3連休でした。これにぶつけて公開されたのが人気映画の3作目、『パイレーツ・オブ・カリビアン:ワールド・エンド』です。

『スパイダーマン3』の記録に迫れるかが注目されていましたが、公開後の大入日の3日間の興行成績はわずかに届かず$142.1 million でした(Spider-Man3は$151.1 million)。ちなみに前作と比べても、公開後最初の3日間(金土日)の興行収入で比べてわずかに及ばず($115.1 million vs $135.6 million)。ただし、メモリアルデーを含む連休の成績では、昨年の"X-Men" を破って記録更新だそうです。

んー、なんか複雑なランキングだ。。。まあこの調子だと最終的な成績は公開終了するまでわかりませんね。

次はハリポタがどうなりますか。。。

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Seasons Asian Bistro

ジョージア州サバンナにあるアジア料理店。

【場所】map
125 E Broughton St
Savannah, GA 31401
(912) 238-8228

【営業時間】
要電話確認


サバンナを訪れたときにダウンタウンで見つけたアジア料理屋さん。入口が昔の映画館みたいで近寄りがたい雰囲気があったのですが、最近出来たお店のようで中はとてもキレイでした。

メニューを見ると東南アジア+タイ料理がメインでしたが、それに日本食なども加わって、日本で言えば無国籍料理屋さんみたいな感じ。アジアンだなぁと感じるのが、メニューに写真がついているところ。やっぱりこうでないとね。

オーナーはアジア人の方でしたが、どちらの国の方かはわかりませんでした。サーバーの方もアジア系の方が多かったです。中には日本語で「お水のお替りは?」などと聞いてくる人もいたりして、いたってフレンドリーでした。

料理の方も期待通りで、普通に美味しかったです。アメリカの『中華街に行けば味わえる味』といえばわかっていただけるでしょうか。

料金は中華街と比べると少し高く感じますが、アメリカンレストランと比べればお得な設定でした。ただし、アルコール類は少し高く感じました。

機会があればまた来たいと思えるお店でした(^^)


この映画館のような入口は店内の雰囲気とギャップがあっていただけません。これでお客さんの何割かは遠のいてるのでは?


店内にはご覧のように小上がりまであります。アメリカで見るのはこれが2軒目。日本食以外では初めてです。アメリカ人が靴を脱いで座布団で座るのかは???でした。これを除けば、内装は東南アジアのトロピカルな感じでGoodでした。


こちらはトムヤンクン。ヤミーでした。

こちらはパイナップルライス。誤解を恐れずにいえば炒飯です。

こちらはシンガポールなんちゃら。ビーフンの炒め物です。「辛め」でお願いしたら、マジ辛かったです。オーナーが「もっと辛くする?」なんて聞いてきたので、「いやもう結構、降参です」って言ったら、笑ってました(^^ゞ 

ココナッツアイスだけを頼んだつもりが、ティラミスとのセットに。どうやらセットでしか注文できなかったよう。甘さはアメリカにしては控えめでした。

2007年5月23日

World's Happiest Countries

Business Week誌より『世界で最も幸せな国は?』(タイトルをクリックするとオリジナル記事が開きます)。

なんて魅力的なタイトルなんだろう、と思って見てみたのですが、ちょっと期待はずれ。University of Leicester(英)のサーベイの結果らしいですけど、統計学的とはいえ記事を読む限りはかなり偏った点数付けに感じました。詳しくはわかりませんが、こじんまりとした国が高得点になるようです。まあ8万人の声が反映されているそうですから、それなりに説得力はあるのかもしれません。

No.1に輝いたのはデンマーク。最下位はジンバブエとブルンジ共和国。アメリカは23位、中国は82位、インドは125位、ロシアは167位(全178ヶ国中)とのこと。残念ながら日本の順位はわかりませんでした。

ベスト10の顔ぶれを見ると、ヨーロッパ(特に北欧)が多いですね。あくまでも一つの切り口ですけど、話のネタには面白いかと思いました。



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2007年5月21日

Fort Pulaski

先日、お隣ジョージア州サバンナにあるプラスキ要塞国立公園を訪れてきました。

Pulaski、見るからにポーランド系の名前です*。今回こちらを訪れて初めて知ったのですが、Kazimierz Pułaski(英 Casimir Pulaski)はアメリカ独立戦争時に活躍した英雄の一人だそうです。最後はサバンナの戦いで命を落としましたが、"the father of American cavalry(アメリカ騎兵の父)"として知られ、ケンタッキー州を始めとした幾つかの州では彼を称えた休日があるようです。ウィキペディアによれば、今年3月に7人目の名誉市民として認定する法案が上院で可決されたそうですから、アメリカでは偉人なんでしょうね。

*ポーランド人の知り合いに教えてもらったのですが、-skiは男性、-skaが女性の苗字だそうです。




要塞は彼の名前にちなんで命名されたようですが、この要塞はじめてライフルキャノンの攻撃を受けた要塞として歴史上重要だそうです。詳しくはNational Park Serviceのサイトをご覧ください(この記事のタイトルをクリックするとそちらにリンクしています)。



これまでSC、GA、FLにある要塞を訪れましたが、大体どこも似たり寄ったりです。ここは周囲に何もないので、アメリカ国外から訪れる人は少ないでしょうね。



アメリカ国旗がやけに誇らしげです。しかし、要塞系の国立公園はどこも閑古鳥が鳴いてますね。



このFortはお堀で囲まれているのですが、お堀にはご覧のようにアリゲーターが住み着いてます。アリゲーターも平和そうにしてました。




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2007年5月19日

現代と本田

アメリカに住んでいて日本人として誇らしいことの一つが『自動車』。ここで触れるまでもありませんが、TOYOTA(LEXUS)、HONDA(ACULA)、NISSAN(INFINITY)、MAZDA、SUBARU、MITSUBISHI、SUZUKI、ISUZU(順不同)と、街中にあふれています。

私の印象では、ここ東海岸南部はピックアップトラックの比率が高いので、北部に比べるとアメリカ車の比率が高いように思いますが、それでも1/3から半数近くは日本車が占めているように感じます。北米市場における日本車のシェアはここ数年全体的に伸びていますが、アメリカでも日本と同じでトヨタの一人勝ちに近い状態です。

まあ、ここまではありきたりのニュースなのですが、本日のお題はタイトルにありますように、韓国車ヒュンダイとホンダについてです。

さきほどテレビのニュースを何気なく見ていたら、途中CMが流れ「ホンデ」という言葉が耳に残りました。よくみるとHondaのCMではなく、HyundaiのCMです。しかし、視聴者には自動車の映像と「ホンダ」に近い音の言葉しか記憶に残りません。

漢字で表記すれば「本田」と「現代」すぐに見分けがつきます。もちろんカタカナの「ホンダ」と「ヒュンダイ」も間違いようがありません。日本語であれば、HondaとHyundaiは文字通りの発音ですから聞き間違えることはまずありません。

しかし、こちらアメリカでラジオやTVCMで音だけ聞いていると、Hyundaiは「ホンダ(デ)」もしくは「ホンダイ」に聞こえるのです。これは私の耳が悪いからではありません。ネイティブのアメリカ人も同じように聞こえるそうです。

さらにひどいのが自動車についているメーカーのバッジ。現代自動車のシンボルマークを見たことのある人は分かるかと思いますが、マークも「H」で本田と同じです。現代の方はイタリックになって丸で囲んであるところが違いますが、パッと見はホンダに似ています。

そうです。もうお分かりかと思いますが、アメリカ(に限りませんが)ではヒュンダイはホンダをコピーして売るという戦略を立てているわけです。日本人の皆さんは、「せ、せ、せこい。。。」とお思いになるでしょうが、どうも事態は思ったより深刻化していそうです。

試しに周りのアメリカ人や外国人(アジア人以外)に両社の違いを聞いてみてください。

「え!どっちもホンダでしょ?」
「HyundaiってHondaのアメリカバージョンじゃないの?」
「ホンダがなまってホンダイになったんじゃないの?」

といった答えが返ってくるかもしれません。実際に私の周りにはそういう人がいるのです。もうこれにはビックリ!

でも所詮そんなもんです。なにせ最近でこそ日本企業の認知度も高まってますが、それでもSONYやPanasonicがアメリカ企業だと思っている人もたくさんいる国ですから。

ここ数年Hyundaiの北米におけるシェアも徐々に上がってきています。日本車メーカーに勤めている友人から言わせると、まだまだ両社の間には技術的に格段の差があるようなのですが、アメリカのように「クルマはとりあえず壊れず走ればいい」と考えているような人たちには、価格の安いHyundai車は魅力的に映ります。日本車と同じアジアのクルマという括りで見れば、コストパフォーマンスが高く感じるわけです。確かに昔に比べて韓国車の信頼性は格段によくなっていますけど、それならそれで「正々堂々と勝負しろよ」、と言いたくなってしまうのが日本人サイドの本音なのではないでしょうか。

私が一番恐れているのは、アメリカ人だけでなくアメリカにいる日本のことなど何も知らないような人たちが両社の製品を一緒くたにしてイメージを形成してしまうことです。ブランド力のある企業にとってはある意味有名税みたいなものなのでしょうけど、なんか腑に落ちなく感じてしまうのでした。


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2007年5月5日

Toxic syrup ~ クスリにまさかの毒入り?!

本日の目に留まったニュース。From China to Panama, a Trail of Poisoned Medicine (NYTより)

薬品のシロップとして使われるグリセリンの代わりに毒性のあるジエチレングリコールが混入していたことが原因で多数の死者が出たことが報道されています。問題のジエチレングリコールは中国で製造されたもので、高価なグリセリンと偽って販売していたようです。

日本語のサイトだとこちらに詳しく書かれていました。アップデートの時期が昨年末になっているので、以前から報道されていたんでしょうけど、私自身は今回の事件のことはNYTの記事を見るまで知りませんでした。

ジエチレングリコールに関しては過去にもワインに混入されていた事件があったのを思い出します。

The New York Timesによれば、毒シロップの被害は、パナマを始めとして、製造国の中国のほか、ハイチ、バングラディシュ、アルゼンチン、ナイジェリア、インドで認められているようです。

1992年バングラディシュで起きた小児大量死亡事件をきっかけとして、当時途上国で働いていたBennish医師がクスリをアメリカに持ち出して調査をした結果、解熱剤にジエチレングリコールが混入していたことを発見し、1995年にBMJに発表したことから明るみになったようです。米国でも70年前にジエチレングリコールの混入した薬品によって100名以上が死亡するという事件があり、それ以来FDAによって厳しく規制されています。10年前ハイチで少なくとも88名の小児が死亡した事件の際にも、FDAの調査員が原因究明のため中国の製造元の調査を試みたそうですが、中国当局によって調査が阻まれ、その後1年以上経って許可が下りたときには、すでに工場は移転され記録は全て廃棄されていたらしいです。

しかし次第に中国政府も事態を深刻に受け止めるようになり、製薬工場の取り締まりの強化を始めたようですが、それでも関係者の話からはまだまだ規制は緩く「ザル(ブラックホール)」状態だそうです。

今回の事件の犯人であるWang Guipingは、2005年から偽グリセリンを作り始め、当初は自分で飲んで安全性を確認したようですが、より利ざやの大きいジエチレングリコールを混入するようになってからは、毒性を知りながら販売していたみたいです。この偽グリセリンが使われた薬品(Amillarisin A)が中国内で使われ、2006年に18名以上が死亡しています。

そしてそれから時を同じくして遠く離れたパナマでも原因不明の死亡者が多数出現し、その調査によってこの事件が明るみになっていったというわけです。パナマでは当初中毒患者は Guillain-Barre syndrome と診断されることが多かったようですが、発症頻度の高さや腎障害の併発それにその発症様式の違いから、ギランバレー症候群以外の疾患が疑われるようになり、Sosa医師を中心に詳細に調べられていったようです。初期の死亡者の多くは、60歳以上男性、糖尿病、高血圧で、その半数以上が降圧薬(Lisinopril)を服用していることが判明。しかしそれだけでは全ては説明がつきませんでした。心疾患で運び込まれたある患者にこのクスリを使用したあとから、この謎の疾患と同じ症状を発症したことがきっかけとなり、患者がクスリの副作用に対して咳止めシロップを同時に服用していたことから、シロップが疑われるに至ったようです。



これって立派な薬害ですよね?原因不明の疾患を診るときにはまずはクスリを疑うのが常識なのですが、発展途上国ではそれもなかなか難しいのでしょう。調査によってシロップが中国製であることは判明したわけですが、事件の経緯から見ても偽グリセリン作りはWangだけが行っていたわけではなく、それ以前から行われていたと思われます。このシロップは一度もテストされることなく流通していったそうです。スペインの業者を通した時点で製品保証は英訳され、元の情報はなくなってしまっていたみたいです。そこから購入する業者はそのラベルを信頼してしまうわけですよね。

薬品に限らず全てのものがグローバル化によって原産地の特定などが難しくなってます。日本でも産地偽装が明らかになった事件や製造工程の管理上問題があるのにそれを隠していた事件がいくつかありましたけれども、それも一歩間違えれば今回のような事件に繋がる可能性を秘めているわけです。最近アメリカでもペットフードに毒性のある化合物が混入していた事件がありましたが、これもすべて根っこは同じように思います。

薬品はともかく、日本のように食糧の大部分を輸入に頼っている国は、いくら政府が頑張っても全てを検査することは難しく、それらを管理する個々の業者の責任はこれからますます大きくなるように思います。たった一度の不運が命取りになることもあるわけですから、食の安全の問題は非常に大きな問題ですよね。結局はコストの安いものの方がリスクが高いわけですけど、流通経路が複雑になると必ずしもリスクとコストは逆相関しないように思います。それだけに絶対的な安全を手に入れるためには、消費者は口にいれるものをローカル化していくしかないのでしょうかねぇ?

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公開初日の興行収入が過去最高に Spider-Man 3

Yahoo.comの記事(AP通信)によれば、"スパイダーマン3"の北米における公開初日の興行収入が"パイレーツオブカリビアン"を抜いて5900万ドルと過去最高になった模様です。

制作費が2億5800万ドルだそうですけど、軽く元をとれそうですね。これで「ソニー=映画(エンターテイメント)」のイメージがまた一段と強くなるのは間違いなさそうです。

先日の記事で書いたように諸外国での興行収入も好調のようですから、あとはどこまで記録を伸ばせるか?に人々の興味は集まっているかと思います。

早速"Spider-Man 3"を劇場に見に行ってきましたが、ストーリーはともかくとして、映像は十分楽しめるものでした。なんかゲームの画面を見ているみたいでしたけど。

今後も"ダイハード"や"ハリーポッター"、それに"パイレーツオブカリビアン"と、続々とビッグタイトルが続きますので、今年はこの手の映画の当たり年になりそうですね。

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Kobe Japanese Restaurant

先日行った韓国レストランと同じモール内にある日本食レストラン。

【場所】map
108 Buckwalter Parkway,
Bluffton, SC 29910
本当の住所は不明。上記はコリアンレストランの住所です。

【営業時間】
メモするの忘れました(^^;すみません。


公開初日の"Spiderman3"を観に近くのムービーシアターに。予想通りかなりの混雑で、一番近い開始時間の席は売り切れ。開演までの1時間ほどの間に同じモール内にあるレストランで食事をすることにしました。

ピザもしくはハンバーガーのお店が人気のようでしたが、我が家は日本食レストランへチャレンジ。見るからに日本人経営ではなさそうでしたが、話しのネタにということで。

店内はきれいで、お鮨のカウンターもありました。モールが混雑している割には空いてましたが、場所柄こんなものなのでしょう。

とりあえずメインはお寿司と天婦羅みたいで、アメリカにある一般的な日本食レストランといった感じでしょうか。まずはキリンの一番搾り(中ビン、$7)を注文。

それから"Charashi sushi($18)"と"Wizard roll($9)"、"Green musseles($5.5)"を頼んでみました。

「ちゃらしすし」と書いてあるあたりがいかにもですよね(笑)ほかにも"Eel donbori"とかあって、思わずメニューを修正しちゃいました(メニューが注文伝票にもなっていたので)。よく考えてみると大人げないことしてしまいました(^^;

日本だって他国の料理屋も日本人が経営しているお店がほとんどですし、別にアメリカの日本食レストランも日本人が関係してなくてもまったく問題ないんですけど、それでも「ドンボリ」とか見ると『ガクッ』ときます(--;

ほどなくしてチラシ寿司が運ばれてきましたが、思わずまず目が点に(・・


こういうチラシ寿司もあるんですかね?チラシ寿司というよりは、刺身定食といった方がいいかも。蓋を開けると白いご飯が入ってました。意外にもライスはちゃんとした酢メシで、お米も美味しかったので別に不満はありませんでしたけどね。アメリカのサーモンは脂がのっていていつも美味しく感じます。



こちらが「魔法使いロール」。中身はエビの天婦羅です。こりゃ日本食というよりは、もう立派な創作料理です。先入観を持たなければ美味しくいただけます。思ったよりもちゃんとした天婦羅でした。



途中オーナーが席を回って挨拶していたのですが、残念ながらうちのテーブルはスルーされてしまいました。ご飯が美味しいって伝えようと思っていたのですが、変なオーラーでも漂っていたのでしょうかね?ちなみにオーナーは中国人の方のようです(中国語を話していた)。

こちらにヒルトンヘッドのオリエンタルフードのリストがあるのですが、やはりKuramaとHinokiが太字になっていました。どちらも日本人のちゃんとした職人さんが調理されてます。あとアメリカではどこに行っても"Kobe"という名の日本食レストランがあるのですが、それにあやかった名前の別のレストランも多くて、資本関係とかもよくわかりません。どうでもいいことですけど。

2007年5月3日

いよいよスパイダーマン3が明日公開

明日から北米でも"Spiderman3"が劇場公開ですね。

Walmartの広告を見てもスパイダーマングッズが一面を占めてますし、テレビのCMでもプロモーションがガンガン流れてます。企業の思惑に踊らされているというのは重々承知してるのですが、それでも我が家も公開を心待ちにしてました。

USATODAY.comによれば、すでに公開された国では幸先のよいスタートを切っているようです。フランスでは公開初日の興行収入が1&2を足した額よりも多かったみたいです。

 ・ フランス $6.8 million
 ・ ドイツ $4.6 million
 ・ イタリア $4 million
 ・ 日本 $3.7 million
 ・ 韓国 $3.4 million
 ・ フィリピン $1.1 million
 ・ 香港 $1 million
 ・ タイ $1 million

ちなみに下のような子供むけチェアが$40くらいで手に入ります。一家に一脚いかがでしょう?ん?もちろん要りませんよね(^^;




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高齢者の交通事故のニュースから

アメリカの85歳以上の人口は現在約560万人、それが2030年には倍近い960万人に達する見込みです。高齢者の増加に伴い問題になっているのが、高齢者による自動車事故。Carnegie Mellon Universityの調査によれば、運転者数あたり(正確には保険に加入している自動車数あたり)の事故発生率はすでに10代のそれに近いところまで達しているようです。運転距離あたりの事故率では、75歳以上で10代と同程度になり、85歳以上ではその4倍近くと圧倒的に高くなっています。

私自身、アメリカにおける高齢者の生活実態についてよく知らないので、今後こうした問題がどうなっていくのかわかりませんが、アメリカのことですからうまいことこの問題に結びついたビジネスが生まれてくるのは想像に難くないです。ただ日本と違ってアメリカのほとんどの都市では自動車がないと生活できないわけですが、周囲からはあまりこの問題について聞こえてこないので、それほど大きな問題ではないのかもしれません。私が知らないだけという話もありますが。。。


アメリカに住んでいるとはいえ、交遊関係の狭い自分には、なかなかこの手の情報は入ってきません。ニュースを見ていても、日本ほど高齢者問題に関する記事は見かけないように思います。今後アメリカでもベビーブーマーの世代がリタイアし始めますが、さすがにそうなると年金問題や高齢者の医療費問題が噴出してくるのではないかと思ってますが、さてどうでしょう?すでに財政破綻しているアメリカが採る策はやはり切り捨てでしょうか?


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2007年5月2日

ユーチューブとグルーパーに簡単にアップ可能なカムコーダー

5月1日にPure Digital(以下PD)社から新しいカムコーダー(ビデオレコーダー)Flip Videoが発売された。PD社は使い捨てカメラを製造している会社で、今回発売されたカムコーダーも性能を絞った低価格帯の製品である。本機の特徴は、本体にUSB端子を内蔵しており、PCやMacに接続すると自動的にYouTube(Google)やGrouper(Sony)のサイトに動画をアップロードするためのソフトウェアが起動する点である。発売されたフリップビデオは、30分録画可能なタイプ($119)と60分録画可能なタイプ(約$149)の2機種。いずれも通常のAA電池で駆動される。画質は携帯電話やデジタルカメラの動画機能よりは良い程度。コンシューマーリサーチ会社のThe NPD Groupによれば、この商品はすでにカメラつき携帯を使用している若者世代ではなく、小さな子供のいる家庭で録画したビデオを簡単にウェブサイトにアップする方法を探している人たちに魅力的であるとしている。発売先がCostcoやTarget、Best Buyといった量販店であることからも、発売元がそうした人たちをターゲットにしていることがわかる。

本記事では使用感についても書かれていましたが、5分の動画をアップロードするのに15分かかってもできなかったという通信の問題以外にはネガティブなコメントはありませんでした。まさしくイージーな動画アップローダーのようです。

日本では(もしかすると北米も?)携帯からも直接サイトにアップロードできるでしょうから、このような機器は需要がないかもしれませんが、携帯の通信費を考えるとマメに動画をアップしているような人には便利なカムコーダーかもしれませんね。

単純にアイディアに感心したのでピックアップしてみました。本当はソニーもこういった機能を自社製品に盛り込みたいんでしょうね。

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銃による犠牲者

バージニア工科大の事件が起きてから、アメリカでも銃規制に関する記事が散見されます。まあ、あちこちで書かれているように、この事件から何かが変わるということはないとは思いますけど。

USATODAY.comに載っていた統計値から。

アメリカで銃によって殺される人の数は平均すると毎日約32人だそうです。このほかにも自殺や事故を含めると、銃によって命を落とす人の数は年間3万136人になります(National Vital Statistic Report, 2003)。内訳で見ると殺人件数よりも自殺件数の方が多いというのがちょっと意外でした。これが仮に日本だったとすると、人口が約1/3ですから、毎日10名強ほどが銃の犠牲になっていることになります。これを思ったより少ないと感じるか、やっぱり、、、と思うかは人それぞれでしょうね

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Community College in Delaware County

昨晩、帰り道のクルマの中でラジオのニュース(NPR NEWS)を聴いていたら、以前住んでいた場所の近くにあるコミュニティカレッジ(コミカレ)で脅迫事件があったとのこと。2年前フィラデルフィアに来た当時は、このコミカレのESLに通うつもりで色々と調べたんだよなぁ。。。と、このニュースを聞いて思い出しました。結局は米国ノンレジデント(この場合はグリーンカード非保持者)の自分がクラスをとるためには、地域住民の倍以上もする授業料を払わなければならないために断念したのですが、英語の苦手な私が交渉のために電話やメールでやりとりをしたことが苦々しい想い出として残っているわけです(^^;

ニュースによれば、事件は先週木曜日にカレッジの複数の職員宛にEメールで脅迫状が届いたことに始まりました。"to kill everyone at this damn school," と書かれたメールが2回届いたそうです。メールには月曜日か火曜日に武器を持ち込むと予告しており、コミカレでは金属探知機などを設置して厳重警備にあたったようです。メールをプロファイリングした人によればいたずらの可能性が高いようですが、先日バージニア工科大学で事件が起きたばかりとあってか当局側でも無視できなかったようです。一番迷惑をこうむったのは学生でしょう。The Philadelphia Inquireの記事(タイトルをクリックすると関連記事に飛びます)でも、生徒が不満を述べたインタビューがいくつか掲載されていました。

この手のブラフは厳しく取り締まってもらわないと、安心して暮らせませんね。だからといって予告なしで犯行されるのも困りますけど(^^;


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