2007年5月3日

高齢者の交通事故のニュースから

アメリカの85歳以上の人口は現在約560万人、それが2030年には倍近い960万人に達する見込みです。高齢者の増加に伴い問題になっているのが、高齢者による自動車事故。Carnegie Mellon Universityの調査によれば、運転者数あたり(正確には保険に加入している自動車数あたり)の事故発生率はすでに10代のそれに近いところまで達しているようです。運転距離あたりの事故率では、75歳以上で10代と同程度になり、85歳以上ではその4倍近くと圧倒的に高くなっています。

私自身、アメリカにおける高齢者の生活実態についてよく知らないので、今後こうした問題がどうなっていくのかわかりませんが、アメリカのことですからうまいことこの問題に結びついたビジネスが生まれてくるのは想像に難くないです。ただ日本と違ってアメリカのほとんどの都市では自動車がないと生活できないわけですが、周囲からはあまりこの問題について聞こえてこないので、それほど大きな問題ではないのかもしれません。私が知らないだけという話もありますが。。。


アメリカに住んでいるとはいえ、交遊関係の狭い自分には、なかなかこの手の情報は入ってきません。ニュースを見ていても、日本ほど高齢者問題に関する記事は見かけないように思います。今後アメリカでもベビーブーマーの世代がリタイアし始めますが、さすがにそうなると年金問題や高齢者の医療費問題が噴出してくるのではないかと思ってますが、さてどうでしょう?すでに財政破綻しているアメリカが採る策はやはり切り捨てでしょうか?


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