アメリカ人口動態 2006年度版
おなじみCensus Bureauから最新のアメリカ人口動態が発表になりました(Beaufort Gazette, 12/22)。
左の図は記事より拝借したものですが、ハリケーン カトリーナの影響で人口が激減したルイジアナ州およびミシシッピ州を除いては、基本的に南部の州は人口増です。
サウスカロライナ州は全米10番目の増加率だそうです。もちろん中でも人気なのは海岸沿いの都市&町です。ちなみに第一位はおなじみアリゾナ州。そして、ネバダ州、アイダホ州、ジョージア州、テキサス州と続きます。
単純人口増加数で見ると、1位はテキサス州で、続いてフロリダ州、カリフォルニア州、ジョージア州、アリゾナ州となるようです。これらの州の共通点は、南に位置する海岸に近い州ってことです。実際に私も北部から南部に移り住んでみて、気候的に南部の方が暮らしやすいですし、オンショアが人気なのはいずこの国も同じことです。
厳密にはこれらの統計には不法移民は含まれていませんが、まあ、上記の地域は不法移民も多いでしょうから、仮に不法移民を含めても順位にそれほど影響はないかと思います。
合わせて人口の多い州ベスト10も発表になり、ついにニュージャージー州はトップ10外へ(昨年の統計はこちらの記事)。変わりに入ってきたのがノースカロライナ州です。ノースカロライナ州の人口が増えているのはビジネスチャンスに恵まれた環境であることが理由の一つかと思います。
今日はそれに関連した記事をもう一つ。
グーグルがサウスカロライナ州チャールストン近くに支店を作ろうと計画しているらしいです。この地が候補に上がっているのには、もちろんいろいろな理由があるのですが、ノースカロライナのリサーチトライアングルに近いということも関係していると思われます。
今のうちにこの辺に土地でも買っとくか!と半分冗談で考えたりもしますが、どうなんでしょう?アメリカ経済がうまくソフトランディングするとなると、不動産は今年前半が買い場なのかもしれませんな。
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