2006年11月7日

中間選挙続報

予想通り下院は民主党が過半数をとった模様。まだ微妙だけど、上院に関しては共和党が過半数を維持しそうな感じ。下院は予想以上に民主党が強かったです。アメリカ国民の良心も多少は残っていたようでよかったです。でもこれだけ逆風が吹いてても、共和党はそれなりに議席を維持するのですから、たいしたもんといえばたいしたもんですかね?

CNNとNYTを中心に速報を見てますが、ほぼ同時に日本のニュースも更新されていくのが面白いというか哀しいというか。。。複雑な気持ち。

上院でいずれが勝つにせよ、ブッシュ政権はまだ続くわけですから、極端に政策が変わることはないと思いますけど、イラク戦争失政の逆風はますます強くなり、あまりにも強引なことが出来なくなるのは間違いないでしょう。

ただこの結果が経済問題に波及すると2年後の大統領選は逆に共和党に風がふくかもしれません。民主党は勝っても慎重に動く必要がありそうです。

ちなみに職場の人々は選挙日でも特段変わりなし。普通に仕事していました。まあ、そんなもんなんでしょうね。

あ、うちのボスはアンチブッシュなので、多分今回の結果を喜んでいるに違いありません。イラク戦争による研究費削減は、学者の間ではかなりブーイングでしたから。

明日はマーケットがどのように反応するのかも楽しみです。今日はアメリカの選挙速報を直に感じられた1日でした。

(11/9追記)
上院も民主が過半数とりそうです。ブッシュ大統領も負けを認め、まずはラムズフェルド国防長官を更迭(表向きは辞任)。議会を民主党が抑えたことで、外交的には安定することを期待します。

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