2007年6月1日

L’ILE DE MERLIN (OU LE MONDE RENVERSÉ)

Charlestonの情報サイトCharlestonSunriseで紹介されていた SPOLETO FESTIVAL USA 2007 のオペラ鑑賞に行ってきました。

オペラの演目は3種類あったのですが、自分たちが選んだのは『L’ILE DE MERLIN』というフランスもの。あまり考えずに選択したのですが、ステージ&内容ともコミカルというかシニカルというか、なんとも表現しがたいもので、自分のもつオペラのイメージとはかなりかけ離れたものでした。こういうのをモダンオペラと呼ぶんでしょうかね?残念ながらオペラ初心者の自分には楽しめる内容ではなかったような。。。あらかじめコチラのレビューでも見てから決めればよかったかも(。。、とちょっと後悔入りました。

"SPOLETO TODAY"というこのフェスティバルに関するブログ形式で綴った情報サイトがあるのですが、そちらに動画クリップがありましたので参考までにリンクしておきます。興味のある方がいらっしゃいましたらどうぞご覧くださいませ(動画クリップ)。

観客は老若男女幅広い人たちが来てました。服装もオペラ鑑賞らしくタキシード&パーティードレスで着飾った人もいれば、ジーパン&Yシャツ姿の若者もいたりで、バラエティーに富んでます。日本のオペラやクラシックコンサートよりはずっとラフな印象を受けました。まあ、場所がチャールストンというのもあるのでしょう。家族連れ(といっても子供も高校生か大学生くらい)も見かけましたけど、基本的には中壮年~老夫婦が多かったように思います。

そうそう、フランス語のオペラだったせいか、周りではフランス語が結構飛び交ってました。なんか久々にスノッブ気分を味わいましたよ。もちろん英語の字幕も出るので、普通に楽しめますけどね。

正直私は退屈気味で劇中も周りを見回したりしていたのですが、私と同じように退屈そうにしている人も結構いたので、ちょっと安心しました(笑)笑いどころもモダンスタイルな割には古臭いというか現代風じゃないので、笑っている人はお年寄りの方ばかりだったように感じました。結構下品な笑いどころも多かったですし。

せっかくのオペラ鑑賞でしたけど、そんなわけで満足度は今ひとつで終わってしまったのでした。 でも満席でしたから、人気はあるんでしょうね。

この次はバレエ鑑賞に挑戦ですが、『白鳥の湖』なので初心者の私でも楽しめるのではないかと期待してます。


こちらが会場のDock Street Theatre。元はホテルだったところを1930年代に市が劇場に改装したようです。名前は昔チャールストンにあったアメリカで一番古い劇場に由来しているそうです。このようなバルコニーは北米南部でよく目にしますよね。

こちらはフェスティバルのポスターとウミガメの置き物。街中あちこちにありました。


劇場内はこんな感じ。客席前部の下のほうにオーケストラ用のステージがあります。観客からは指揮者の頭くらいしか見えませんでした。始めにこのステージを見たとき、「へー、窓がついている舞台なんて初めて見たよ。」って思ったんですけど、なんてことはないこれも舞台装置でした。

見にくくてすみませんが客席の写真です。いわゆる普通の劇場って感じ。座席の背もたれが板なので、長時間座っていると結構腰にきました。

こちらは敷地内にあるオープンスペース(中庭)。バーになってます。コーヒー飲もうと思ったら、ありませんでした。やっぱりこういうところはアルコールなんですねぇ。

こちらはギャラリー。ロビー脇のちょっとした談話場です。ここを抜けて先ほどの中庭に出られるようになっていました。



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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

白鳥の湖は分かりやすいですよ。Dock street theatreはゴーストが出ることで有名です。怖くありませんでした?
 残念ながら今年のSpoletoはCharlestonを離れているので行けません・・・。楽しいイベントがたくさんありますので、ぜひ楽しんでくださいね。

Nao さんのコメント...

Charlestonさん、こんにちは^^

あの劇場がお化け屋敷で有名なところだったんですね?(^^; 私にはその手の感度がないので全く気がつきませんでした(^^ゞ

>残念ながら今年のSpoletoはCharlestonを離れているので行けません・・・

こちらでは結構昔から有名なお祭りみたいですね。チャンスがあればまたお会いしたかったのですが残念です。

どちらに行かれたのかわかりませんが、戻ったらまた優雅なお話聞かせてくださいませ。