日本食材の入手方法
先日、ここビューフォートでの日本食材の入手方法について少しだけ書きましたが(リンク記事)、今日はお隣ジョージア州サバンナにあるスーパーマーケットのご紹介。
最初にネット検索で見つけた、ここビューフォートにあるアジアンマーケットに電話してみたところ、数年前にお店を閉じたとのこと。元から期待はしていなかったのですが、どうやらこの町にはオリエンタルフードマーケットはないようです。
ビューフォートはサウスカロライナ州沿岸部の南端にあって、生活圏は同じ州の少し北にあるチャールストンではなくて、ジョージア州にあるサバンナと一括りにされます。ラジオやテレビなどのCMでも「ビューフォート、サバンナ、ヒルトンヘッドアイランドの~」と宣伝しているものがほとんどで、距離的にもここからチャールストンまではクルマで約2時間ですが、サバンナまでは1時間圏内です。
チャールストン近郊にもアジアンマーケットはいくつかあるようなのですが、とりあえず自宅から近いサバンナの方を見て回ることにしました。
ネットでは3軒ほど探し出したのですが、うち1軒は実際には見つけられず、ここでは残りの2店舗をご紹介します。
まず一軒目は Han Me。 (場所はコチラ)
在米日本人には親しみ深いコリアンマーケットです。
ご夫婦で経営されてます。ご主人の話によると、結構日本人客もいるようなのですが、私たちが2回来店した限りでは、客層の半数は白人で、残りがエイジアン(ほとんどが韓国人)といった感じでした。品揃えは痒いところに手が届くとはまさにこのことで、保存食品は必要十分以上のものが揃っています。フィラデルフィアのハナルンと決定的に違うところは、生鮮食品がほとんど置いてないこと。白菜、韮、大根といった、キムチに使う野菜は置いてありますが、それ以外はありません。もちろんお肉やお魚もありません。冷凍食品(餃子、シーフードなど)や焼きそば、うどんのほか、納豆などはあるので、特に不自由することはないと思いますが、そんなわけでフィラデルフィアのときほどコリアンマーケットを利用することはなさそうです。残念ながら我が家のお気に入りの韓国ポテトラーメンは置いてませんでした。
サバンナの郊外にあるコリアンマーケットです。 左の写真のようにコンビニ程度の大きさの店構えです。
この辺ではアジア人をほとんど見かけないことから、品揃えもまったく期待していなかったのですが、侮るなかれ!必要最低限のものはほとんど手に入ります。
お米はもちろんのこと、お味噌やその他調味料も揃ってます。商品は日本製と韓国製が3対7くらい。価格はフィラデルフィアにあった韓国マーケットよりは少し高めです。
ご覧のようにCook Doシリーズなどもありました。
不満といえば、野菜類がほとんどないこととお米も「錦」以上のものは置いてないことくらいでしょうか。
お次は Hong Tan。 (場所はコチラ)
町外れの如何にもそれっぽい場所にあります。こちらも家族で経営されている感じです。置いてあるものなどからおそらくベトナム人の経営者だと思うのですが、よくわかりませんでした。客層はほぼアジア人のみ。店内はやや薄暗くて、手前に食品、奥に雑貨などが並べられています。調味料などは、中華&東南アジア系のものばかりで、日本や韓国のものはほとんどありませんでした。生鮮食品も多少は置いてあるのですが、どれも新鮮な感じがせず、買う気がおきませんでした。変わった調味料もあるので、この手のスーパーがお好きな方には楽しめるところだと思います。
こちらも街の中心部からは少し離れたところにありました。
おそらくベトナム系のお店だと思います。
店内は奥行きはあるのですが、さきほどのHan Meよりも狭いかなぁ?
やはりコンビニに近い感じです。
こちらはご覧のように中国製品もかなりの割合を占めています。
歌手のポスターなどが張ってあるあたりも、フィリーのベトナムマーケットと雰囲気が似ています。
このお店も野菜の品揃えはあまりよくありませんが、どれもアメリカンマーケットでは手に入らないものばかりです。
2店舗を比べると圧倒的に Han Me に軍配はあがりますが、Hang Tan でないと手に入らないものもありました。特に電気ポットなどの電化製品が必要な場合は、こちらで入手できます。
結論としては、どちらも調味料などの調達には十分ですが、和食にこだわる向きには物足りないお店だと思います。それでも、ぜいたく言ってられません。今の自分たちには、ありがたいお店です
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