2006年10月19日

Crab Trap

先日エビ祭りの話を書きましたが、エビを捕るには船から網を投げる(Casting)のが一般的で、普通の人も許可証を購入することでエビ漁を楽しむことができます。魚釣りにしても船上からする場合は許可証が必要で、Fishing Licenseを釣具屋さんなどで購入しなければなりません。

これに対して陸から釣りをする場合は、特にライセンスなどは必要ありません。近くのボードウォークに行くと、いつ訪れても釣りを楽しんでいる人たちを目にします。ただ陸からエビを捕るのは難しいらしく(byボス談)、たまに網を投げている人も見かけますが、あまり一般的ではありません。陸からだと、釣りとともに人気のあるのが「カニ捕り」です。

NYでもハドソン川でカニ捕りをしている人を見たことがあったのですが、案外簡単な仕掛けでたくさんのカニを捕っていたので、こちらに来たら是非やってみたいことの一つでした。

釣具屋さんにいくと"Crab Trap"なるものが売っています。四角い鉄製のカゴが一般的なようですが、他にもいろいろと種類があります。安いものは$5くらいからあって、それに投げ入れるためのロープを購入して使います。

仕掛けは至極簡単で、上に引き上げると横の入口が閉まるようになっています。カゴに餌をつけ、海に投げ込んだあと(通常は桟橋の上から垂らします)カニが中に入るのを15~30分くらい待って、引き上げるだけです。イメージはコチラ

餌は"Chicken Neck"を使うのが一般的なようですが、我が家はタダ同然の"Chicken Back"を使ってます。地元の人に聞くと、他にもキャットフードなども使えるようで、ようはなんでもいいみたいです(笑)ただ豚肉を試してみたことが一度だけあったのですが、このときはまったく捕れませんでしたから、カニも食べなれたものがいいんでしょうね。

こちらが自宅からすぐのところにあるボードウォーク。地元民のお散歩コースになっていて、夕食後に皆さん家族でお散歩してます。潮風がとても気持ちいいところです。

記念すべき捕獲物 第一号!カニじゃなくてカサゴのような魚でした。最初はドンコが捕れたかと思いました。
こちらが最初に捕れたカニ。ストーンクラブ(イシガニ)です。日本人にはホテルの立食会場などでよく見かける"カニ爪"で有名ですね。ハサミのところに身があって、それなりに食べられます。

お味噌汁にして出汁をとって食べました。なかなか美味しかったです。

お店で売っていた$50くらいのトラップを見て感化され、自作したオリジナル。実は2作目。1作目は1投目にして橋げたにスタックして海(河)の底へ(T.T)

材料費は約$15。内$10はオモリの鎖(笑)というのも1作目が釣り用のオモリを使って潮に流されてしまったので。極太のチェーンです。正直重すぎたかも(^^;

念願のブルークラブ。別名ソフトシェルクラブともいいます。日本のカザミに似ていますが、見ての通り足がきれいなブルーです。足が水かきになっています。泳ぐのに便利なんでしょうね。

脱皮するまで飼ってられませんので、そのままこちらも味噌汁にしていただきました。食べるところはほとんどありません。が、地元民は「蒸して食べるととても美味しい」と皆さんが口をそろえていいます。どこ食べてるんだろう??我が家は出汁だけとって、カニ雑炊とかにしてます。

釣りよりもずっと簡単に捕れるので小さなお子様がいる方などにはお奨めの遊びですよ!

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