2006年10月17日

アメリカの高給取り

CNNニュースを眺めていたら、"Wall Street average paycheck near $300,000"だって。

この記事によるとニューヨークのウォール街で働く人たちの平均所得がおよそ$300,000だそうです。これはニューヨークでの平均所得のおよそ5倍。ざっと日本円に換算して3600万円($1=120円)。

たんまり稼いでますねぇ。これって平均ですよ、へ・い・き・ん。

ちなみに先日ハーバードの学部生の知り合いの就職が決まったんですけど、シティグループとゴールドマンサックスから内定をもらって、どちらも新卒1年目の給料が$150,000だそうで。

今の世の中(に限りませんけど)金融業が花盛りっていうのがよくわかる数字ですよね。

もちろんウォール街で働いている人たちはアメリカでもエリートですから、これくらい稼いでも別に不思議はないんです。だってそれ以上に会社に利益を上げているんでしょうから。

アメリカ七大金融会社といえば、
Bear Stearns Cos.
Goldman Sachs Group Inc.
Lehman Brothers Holdings Inc.
Merrill Lynch & Co.
Morgan Stanley
Citigroup Inc.
JPMorgan Chase & Co.
だそうですが、いずれもここ数年でとんでもない利益を上げています。

おそらくジャパンマネーが彼らの稼ぎに貢献しているんだと思います。せっかく日本人がコツコツ貯めた富も一瞬にして(数年で)アメリカの富裕層が吸い上げてしまうんですから、なんか切なくなりますよね。もちろんこれはかなり歪んだ解釈だと思いますけど、当たらずとも遠からずなのではないかと思うんです。

日本政府(役所)もわかっているくせに、全然対策しようとしないってのがまたけしからんと思うところなのですけど。

下記はFORTUNE誌に発表になった昨年のアメリカ高額所得者ベスト10です。上が男性、下が女性です。
よく見てください。桁が違います。トップの人は百億円近くもらってます。貧乏人の私からすると、そんなにもらっても仕方がないと思うんですけどねぇ。

こうして得た所得を投資にまわして、さらに稼ぐ。「諭吉は寂しがりや」ですから、お金のあるところにお金は集まるんですよね。今の世の中、これも仕方のないことなのですけど、「ではどうすればいいか?」を日本人は国民一人一人がもっと考えなければいけないと思うんです。

ここでこんなこと書いてもあまり意味がないと思いますけど、話題提供までに取り上げてみました。


男性










女性

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