2007年10月12日

ドラッグストアから乳幼児用の感冒薬が撤去される?!

今日の気になったニュース。(ソース記事はタイトルをクリックすると開きます)

CVSやWalgreenを始めとするドラッグストアの店頭から2歳未満の乳幼児に対するかぜ薬の一部が撤去されるとの報道がありました。

FDAの調査によると1969年から1996年までの間に、decongestant(鼻づまり緩和剤、咳止めなどの総称)に関連した死亡が54件、抗ヒスタミン薬に関連した死亡が69件報告されており、そのほとんどが2歳未満の乳幼児だったことからの措置らしいです。

以前からオーバードース(過剰投与)による副作用が問題になっていましたが、ここ数年で乳幼児(特に乳児)に対する市販薬の効果が疑問視されるようになったことも背景にあるみたいです。

もともとアメリカの市販薬は容量もさることながら、4~6時間おきに服用しなければならなかったりするものが多いので、日本の市販薬に比べると過剰投与になりやすいように思います。

自己責任の国といえども、こればかりは個人差もありますし、医師の監督の下で服用するのがベターということなんでしょうねぇ。

というわけで、これからは咳や鼻水がひどい風邪の場合は、とりあえず市販薬で様子を見るのではなく、病院にいかなければならないみたいですね。

ちなみにタイレノールなどの解熱剤はこの対象に入っていませんのでご心配なく。

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